ニキビやアトピー肌に悩んでいる人は、肌への刺激が少ない無添加の化粧水や洗顔料、クレンジング剤を選ぶことが大切です。メイクに使う化粧品も同様で、アイシャドーはお湯で落ちるタイプのものを使うとよいでしょう。肌への刺激が少ない商品を選び、正しい方法で使用して日々の美容ケアを行ってください。

2019年12月13日
 

ニキビやアトピー肌に悩んでいる人が知っておきたい化粧水を選ぶ時のポイント

 

アトピー肌やニキビに悩んでいる人は、化粧水選びに気を使う必要があります。化粧水の中には、着色料や防腐剤などの添加物を含んでいるものがあるので、避けたほうがよいでしょう。アトピー肌の方は肌が弱っているため、添加物を含んだ化粧水を使うと肌トラブルを引き起こしやすくなります。

 

アルコールが含まれている化粧水も、肌への刺激が強いので注意してください。肌トラブルを抱えていない人なら問題ないですが、ニキビやアトピー肌に悩んでいる人にとっては刺激が強すぎる場合があります。アルコールは揮発性が高く、肌の水分を奪い乾燥肌を進行させてしまう可能性があるので注意してください。

 

どういった化粧水が合うかは人それぞれですが、なるべく配合されている成分がシンプルなものを選ぶとよいでしょう。余計な成分が入っていないもののほうが、肌への負担は少なくなります。しかし、中には肌に良い成分もあるので、成分の効能を把握した上で化粧水を選ぶことが大切です。

 

 

洗顔する時にも気をつけたいことがある!

 

アトピー肌などで肌が弱っている方は、洗顔方法に気を使ったほうがよいでしょう。まずは使用する洗顔料やクレンジング剤選びも重要なポイントです。合成界面活性剤が含まれていないか、肌へ刺激を与える添加物が入っていないかなどをチェックしましょう。肌の弱い方は、低刺激性の洗顔料や無添加石鹸を選んでおくと安心です。

 

どんなに肌に優しい洗顔料を選んでも、使い方が悪ければ意味がありません。アトピー肌はバリア機能が低下しているので、肌への摩擦を最小限に抑えて洗顔することが大切です。洗顔料はたっぷり使いしっかり泡立てる、クレンジング剤を事前に温めておくなどの工夫で、肌への摩擦を抑えることができます。

 

しっかり泡立てた洗顔料を肌にのせて、力を入れず優しく洗いましょう。ゴシゴシ肌をこするように洗うのはよくありません。また、時間をかけすぎると肌への負担が大きくなるので、洗顔時間は1分以内に抑えるようにしてください。洗顔料が肌に残らないように、ぬるま湯でしっかりすすぐこともポイントです。

 

 

肌への負担を最小限に抑えるメイク方法

 

日常的に行うメイクも、ちょっとした工夫をすることで肌への負担を最小限に抑えることができます。まずメイクする前は化粧水などでしっかり肌を保湿しておきましょう。アトピー肌に紫外線は大敵なので、日焼け止めクリームもしっかり塗っておいてください。下地に使うメイクは、界面活性剤フリーのものを選ぶとよいでしょう。

 

下地が終わったらファンデーションをつけますが、防腐剤や界面活性剤の割合が少ないパウダータイプがおすすめです。特にミネラルファンデーションやフィニッシングパウダーは肌への刺激が少ないので、利用するとよいでしょう。マスカラやアイシャドーは、お湯で落とせるタイプを使うほうが、肌への負担は少なくなります。口紅をつける時は、下地としてリップクリームやワセリンなどを唇に塗って保護しておくと安心です。

 

アトピー肌の人は、とにかく肌に優しい化粧品を使うことがメイクのポイントになります。新しい商品を購入した時は、事前に必ずパッチテストをしておきましょう。また、使用するメイク道具はこまめに取り替えて、清潔に保っておくことも重要です。

 

 

アトピー肌やニキビにはとにかく刺激の少ない美容法が大切

 

アトピー肌やニキビに悩んでいるからといって、全くメイクをしない、一切洗顔料や化粧水を使わないというわけにもいきませんよね。大切なのは、肌への刺激が少ない商品を選ぶことです。刺激の少ない化粧品や洗顔料を選び、正しい方法で使用すれば肌への負担を最小限に抑えることができます。肌トラブルに悩んでいる方は、自分の肌に合った美容法を見つけて、日々のケアを行ってください。