お酒を飲んで失敗してしまう事ありますか?飲みすぎて二日酔いになったり、記憶を無くしてしまったり、お酒で失敗をしてしまった事は誰でも1回くらいはあるのではないでしょうか?お酒を飲むと何で酔っ払ってしまうのでしょうか?血液にアルコールが溶け込み体内を巡り脳内にアルコールが到達すると脳が麻痺します。これが酔っ払うという事です。楽しく飲むためのアルコールの適量を覚えておくことで、楽しくお酒を飲む事が出来ます。飲んでも飲まれないように自分のアルコール摂取量目安を覚えておいてください。
仕事関係の方や友達とのお酒の席など、少なからずお酒を外で飲む機会が時々あると思います。美味しいお料理とお酒、楽しい会話を楽しむ内に、ついつい飲みすぎてしまい、次の日に後悔した経験、誰しも1回くらいはあるのではないでしょうか?
例えば、飲みすぎた次の日に訪れる二日酔い。ズキズキと頭が痛くなったり、全身がだるくてぼんやりしてしまったり、吐き気や胸やけなどの症状が出て1日中気分が良くなかったりしますよね。更に飲みすぎると、飲んでいる記憶が断片的にしか無かったり、そもそもどうやって自宅に帰ったのかさえも覚えていなかったりするなど、お酒を飲みすぎて記憶を無くした事があるという方もいるでしょう。
二日酔いになったり記憶を無くしたりした時は、もう二度とお酒を飲まないと心に誓ったりしますが、時が経つとお酒の場での失敗した記憶も薄れるので、また飲み会があれば参加して楽しくお酒を飲んだりするのではないでしょうか。
お酒を飲むとアルコールは体内の血液に溶け込み体内を巡りますが、アルコールが脳に到達すると脳を麻痺させます。この脳が麻痺した状態が「酔う」という事です。大体飲み始めてから脳にアルコールが到達するまで30分から1時間程かかるので、30分から1時間くらい経つと酔っ払ってきます。
酔っ払う程度は、脳内のアルコール濃度で酔いの段階が変わり6段階に分かれるようです。爽快期・ほろ酔い期は爽やかな気分やほろ酔い気分で楽しくお酒が飲める程度となります。酩酊初期・酩酊期になると大きな声で話すようになったり立つとふらついたり、千鳥足になったり嘔吐・吐き気が襲ってきます。酩酊初期以降はもう楽しんで飲んでいる状態ではありません。
更に泥酔期はまともに立てず意識もはっきりとせず、言語もめちゃくちゃな状態となり、昏睡期に至っては揺り動かしても動かなかったり、呼吸はゆっくりと深くなり、最悪死亡という事態も招く事もあります。
脳内のアルコール濃度は図れないため、血中アルコール濃度を測定して上述のように6段階に分けていますが、あくまでも個人差がありますので、自分がどれ位飲むと酔いが回ってくるかを把握する必要がありますね。
では、どの位の酒量で爽快~ほろ酔い期程度になるのでしょう。個人の体重や体質によっても異なりますので、あくまでも目安として覚えておくと良いでしょう。
楽しく飲める量は純アルコールとして20~25g程度と言われています。目安としてはビールですと500ml、日本酒は1合180ml、ウイスキーはダブル1杯60ml、ワインは小グラス1杯200ml、酎ハイは350ml、焼酎はグラス半分の100mlが爽快~ほろ酔い期の量となります。また当日の体調もとても大事で、記載した量はあくまでも目安として、自分に合った適量で楽しくお酒を飲めるようにしたいものですね。
「お酒は飲んでも飲まれるな」ということわざもあるように、自分だけが楽しくなってしまい、我を忘れて多量のお酒を飲んでしまっては翌日以降に二日酔いや記憶喪失等で後悔をしてしまう事にもなりかねません。また、飲みすぎることは健康にも良くないです。お酒を楽しむためには、お酒の量は程々にして自分のペースでゆっくりと飲む事を心がけましょう。
最近はスロードリンクといってお酒をゆっくり時間をかけて人生を楽しみましょうという事が推奨されています。お酒を飲む事をメインにするのではなく、楽しい時間を過ごす事によって心を満たすという楽しみ方です。皆で会話を楽しみ、美味しい料理を楽しみ、その空間でゆっくりとお酒を楽しむ事が大事と言われています。是非、節度あるアルコール摂取で人生を楽しんでくださいね!