まつげ美容液を根元から毛先までたっぷりと塗ることで、乾燥や摩擦などのダメージからまつげを守ったり、ボリュームをアップさせたりする効果を期待できます。なお、肌荒れや目のかゆみなどのトラブルを防ぐために、事前にパッチテストをして肌に合うか確認し、また取扱説明書に書いてあることに従って塗るようにしましょう。

2019年12月13日
 

まつげ美容液の効果

 

まつげ美容液とは、まつげをダメージから保護する成分などが含まれた美容液のことです。まつげは、乾燥や紫外線、クレンジングによる摩擦などにより常にダメージを受けています。一度ダメージを受けると根本的に修復することはできません。しかし、まつげ美容液を塗ると、これ以上まつげが傷つかないように守ることができます。

 

また、まつげ美容液はまつげを長くし、ボリュームもアップさせる効果を期待できます。まつげは、成長初期→成長期→退行期→休止期のサイクルで生え変わります。成長初期とは皮膚内にあるまつげが成長を始める期間です。そして、成長期はまつげが皮膚の表面に出てから成長が止まるまで、退行期は成長が止まってから抜け落ちるまで、休止期は抜け落ちてから再度成長を始めるまでの期間のことです。

 

成長期のまつげに栄養が行き渡っていない状態だと、しっかりと伸び切らず、また細く弱々しいまつげであるため、ボリュームがでないこともあります。しかし、まつげ美容液を塗って栄養を与えることで、まつげが成長を全うするのをサポートできるので、今までよりもまつげが長くなったり、ボリュームがアップしたりするのです。

 

 

まつげ美容液の正しい塗り方

 

まつげ美容液の効果を最大限に発揮するために、正しい塗り方を覚えておきましょう。まずは、洗顔から始めます。そうすることで、まつげ美容液が浸透しやすくなりますし、またアイメイクなどの汚れがまつげ美容液の容器に入り雑菌が繁殖するのを防ぐという意味もあります。

 

洗顔が終わったら、次は目元のマッサージです。人差し指・中指・薬指を使い、上まぶたからまつげの生え際までを優しくタッピングしていきましょう。下まぶたも同様にタッピングします。タッピングにより血流が良くなり、まつげ美容液の効果を得やすくすることができます。

 

マッサージを終えたら、いよいよまつげ美容液の出番です。まぶたを持ち上げ、根元から毛先までたっぷりとムラなく塗りましょう。また、まつげの上側や下まつげにも塗るのを忘れないようにしてください。ここで重要なポイントは、根元にしっかり塗り込むことです。これにより、今生えているまつげだけでなく、今後生えてくるまつげにアプローチすることができます。

 

 

まつげ美容液によるトラブルを防ぐ3つのポイント

 

まつげ美容液を塗ると、稀に肌が荒れたり目が充血したりすることがあります。そのようなトラブルを未然に防ぐためには、3つのポイントを守りましょう。1つ目は、まつげ美容液の成分を確認してから購入することです。特に肌が弱い人は、期待できる効果だけに注目するのではなく、パラベンやシリコン、合成ポリマーなどの成分が含まれていないことを確認してください。そして、肌に優しく安心できるものを購入しましょう。

 

2つ目は、塗る前にパッチテストを行うことです。やり方は、まつげ美容液を太ももや腕などの敏感な部分に塗り24時間待つだけなので、とても簡単ですね。面倒と思う方もいるかもしれませんが、肌との相性を確かめるためにしっかり行うようにしましょう。もしかゆみや腫れなどが現れたときには、使用をやめてすぐに皮膚科を受診してください。

 

3つ目は正しい塗り方をすることです。例えば、早く効果を出したいと考えて1度にたくさん塗ってしまった場合、液だれして目に入り、かゆみなどを引き起こす可能性があります。こうならないためにも、取扱説明書を読み、必ず正しい塗り方をしましょう。

 

 

まつげ美容液を塗って理想のまつげをゲットしよう!

 

まつげ美容液は、まつげをダメージから守る他、長くしたりボリュームをアップさせたりするといった効果を期待できます。ただし、肌に合わない場合や塗り方を間違えている場合は、トラブルが起こってしまう可能性があります。よって、理想のまつげを手に入れるためには、面倒でもパッチテストを行い、また取扱説明書通りの塗り方をして、トラブルを防ぎましょう。