乾燥肌の方は、とにかく保湿することが重要です。化粧水や化粧下地、ファンデーションを選ぶときにも、保湿効果や美容効果の高いものを選びます。乾燥肌の方は、肌を守る機能が弱っていることも多いので、刺激的な成分は避けた方が無難です。入っている成分をよく確かめて、自分の肌質やなりたい肌に近づける効果を持つ商品を選びましょう。

2019年12月13日
 

乾燥肌にはどんな成分の入った化粧水を選べばいいの?おすすめはこの4つの成分

 

 

乾燥肌に合う化粧水を選ぶときには、高い保湿効果のある成分が入ったものを選ぶといいでしょう。乾燥肌は、肌を守る機能が低下していることも少なくないため、刺激的な成分が入ったものはなるべく避けた方が無難です。例えば、ヒアルロン酸は肌の保水力を補う効果があるといわれています。

 

ヒアルロン酸の高い保水力によって、肌表面の乾燥によるシワを予防したり改善するのに効果的です。セラミドは、保湿効果が高く加齢とともに失われがちな成分といわれています。セラミドを補うことで、肌を柔らかくし潤いを保てるのです。コラーゲンは肌には欠かせない成分で、保湿効果だけではなく肌の弾力性を保つ機能があります。

 

コラーゲンを肌に塗る場合には、その保湿効果により肌表面の水分に蓋をする役目があるのです。アミノ酸は、肌本来が持つ天然保湿因子の約半分を占めています。肌の水分を保つ効果が高いといわれているため、不足した水分を与え水々しい肌へと導いてくれる成分です。

 

 

乾燥肌にはどんな下地を選べばいいの?メイクのときに化粧下地は必要?

 

 

乾燥肌の方にとって、メイクをするときの化粧下地は必需品です。乾燥肌にファンデーションを直接塗ってしまうと、化粧のりが悪くなるだけではなく、シワやつっぱりの原因にもなり肌を傷めてしまいます。そのため化粧下地を選ぶときには、保湿効果が高く乾燥肌用といわれているタイプのものを選ぶといいでしょう。

 

最近では、美容成分が入っている化粧下地も多くあるので、自分の肌に合った商品をしっかりと選ぶことが重要です。ヒアルロン酸や美容オイルなどがたっぷりと入った化粧下地は、乾燥肌の方には嬉しいツヤ肌を作りあげてくれるアイテムといえるでしょう。またパール入りの化粧下地は、乾燥によるシワや気になる部分を、光で飛ばしてくれる効果が期待できます。

 

乾燥によってできてしまったシワは、保湿をすることである程度は改善されますが、光で反射させて目立ちにくくさせるとさらに効果的です。注意点として、パールは毛穴を目立たせてしまうことがあるため、毛穴が気になる部分には使わずに保湿を多めにするなどの使い分けをしましょう。

 

 

乾燥肌にはどんなファンデーションを選べばいいの?

 

 

乾燥肌に適しているファンデーションは、保湿成分の入ったもので、リキッドタイプかクリームタイプ、クッションタイプがおすすめです。手軽なことで人気のパウダータイプですが、乾燥肌に塗ってしまうとパウダーがシワに入り込んでしまうため、いつもより老けて見えてしまうので注意しましょう。

 

ファンデーションの保湿成分や美容成分で乾燥肌の方にとくにおすすめなのは、ホホバオイルやアルガンオイル、オリーブオイルやローズヒップオイルなどの美容オイルです。美容オイル入りのファンデーションは、保湿効果が高いだけではなく、乾燥肌に足りない艶感を補ってくれます。

 

ベースメイクに艶感があれば、ハイライトの効果もあるので、後から塗る必要はありません。乾燥肌の方は、化粧下地やファンデーションを塗る前のスキンケアでも、しっかりと保湿しておくことが重要です。保湿効果のある化粧水や乳液、クリームなどで肌のベースを整え、スキンケアが肌に密着してからメイクを始めましょう。

 

 

保湿効果の高いコスメを上手に使って乾燥対策をしよう!

 

乾燥肌の方がコスメを選ぶときに一番押さえたいポイントは、保湿効果が高いものを選ぶということ。ヒアルロン酸やセラミド、コラーゲンやアミノ酸など、それぞれの成分には保湿以外にどんな効果が期待できるかを知ることも大切です。自分の肌質をよく理解して、どんな成分が必要なのかを知ることで、肌の悩みと上手く付き合っていくことができるでしょう。